【徹底比較】ブランド品を売るならメルカリ VS 買取店どちらがいい?
ブランド品を売りたいとき、メルカリなどのフリマアプリを選ぶのか、ブランド品専門の買取店を選ぶのか、悩みがちです。
メルカリと買取店には、それぞれ良い点、悪い点があります。
今回は、それぞれを選ぶメリット・デメリット、サービスを利用する際の時間やトラブル、販売価格を徹底比較いたします。
目次 |
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メルカリと買取店、どちらを選ぶべきか。その答えは、売りたい人の事情によって変わります。
まずは自分がどちらに向いているのか、メリットとデメリットを比較してみましょう。
メルカリVS買取店のメリット・デメリット
メルカリで売るメリット・デメリット
メリット
-自分の売りたい価格に設定できる
-メルカリはユーザー数が多いので売れやすい
-買取店より高くで売れる可能性がある
-自分の都合のいいタイミングで売り買いできる
デメリット
-出品登録や売れた際の発送などに手間と時間がかかる
-売れるまでに時間がかかることがある。
-出品手数料がかかる(手数料は一律10%)
-値引き交渉や質問が多く対応に疲れる可能性がある。
-現金で売上金を受け取りたいときに、振込手数料を負担する必要がある。
また、土日祝が絡むと売上金を受け取るのが遅くなる場合がある
買取店で売るメリット・デメリット
メリット
-即金性が高い。その場でお金を受け取れる。
-店頭にアイテムを持っていくだけのため、手間が少ない
-大量に売りたい場合も、持ち込むだけで一気に片付けられる
-出張買取や宅配買取サービスを利用できる
デメリット
-近くに買取店がない場合は、持っていく手間と交通費がかかる
-買取価格がメルカリよりも安い場合がある
-アイテムや混み具合によっては時間がかかることがある
-アイテムによってはその場で金額が出ないことや買取してもらえない場合もある
これらのメリット・デメリットから、メルカリは時間に余裕があり、出品作業が苦にならない人、希望価格で絶対に売りたい人向け、買取店はブランド品を早く売りたい人、できるだけ手間なく買い取って欲しい人に向いています。
次に、買取りまでの時間や考えられるトラブル、買取り価格について、さらにくわしく比較してみましょう。
売却にかかる時間で比較
メルカリで売却
メルカリでのブランド品販売は、出品から購入者が決まるまで、日数がかかる場合があります。
商品によって需要が異なるため、すぐに売れるものもあれば、まったくウォッチされないケースもあるでしょう。
高額に設定してしまった場合、なかなか販売につながらず、値下げを検討するケースも考えられます。
出品前の写真撮影や説明文の準備、売れた後の発送や手続きなどにも時間がかかるため、急ぎのブランド品の売却には適しません。
次に、メルカリへ出品した場合の流れをみてみましょう。
<出品までの準備>
「写真撮影・説明文入力・金額設定」
高額で売るためには、ブランド品の魅力が伝わる写真やくわしい説明文が求められます。
写真の撮り方、文章の書き方、適した価格設定など、メルカリ攻略法を調べておきましょう。
<出品中>
「質問が来たら都度返信・値引き交渉」
メルカリでの出品は、質問や値引き交渉が多く入ります。
質問を減らすなら、説明文に情報をしっかり書き記しておきましょう。
ブランド品は無理な値下げ交渉を受けるケースもあり、対応に疲れてしまうケースも考えられます。
対応が面倒な場合は「値下げ不可」などの記載をしておきましょう。
<落札後・出荷・発送>
「梱包・発送」
商品が傷まないように丈夫な箱を用意したり、商品を梱包したりした上で、発送します。
貴重なブランド品の場合は、しっかりとした梱包グッズの購入が必要です。
万が一到着した商品が、販売時の内容と異なっていた場合、返品対象になる恐れがあります。
細心の注意で、ていねいに梱包してください。
梱包後はコンビニや郵便局、宅配業者などの窓口から発送しましょう。
<荷物到着後>
「評価」
荷物が到着したら、相手からの評価を待ちましょう。
何事もない場合は良いのですが、イメージと違う、思っていたよりも質が悪いなど、トラブルになってしまうケースがあります。
トラブルになってしまった結果、悪い評価をつけられてしまうと、今後の活動に影響がでる恐れもあります。トラブルを避けるなら、未使用品など安心して発送できるブランド品のみを選んで出品しましょう。
買取店で売却にかかる時間
ブランド品買取店は、査定から買取までの時間が比較的短いの点が特長です。
ブランドにくわしい専門家が対応するため、ほとんどのケースでその場で買取が可能です。
買取店によっては、宅配買取や出張買取など、近くにお店がなくても利用できるサービスがあります。
早く、適正価格でブランド品を買い取ってもらいたい場合は、ブランド品に強い買取店へ相談してみましょう。
ブランド品買取店ではどのくらいの時間がかかるのか、キングラムを例にみてみましょう。
<キングラムでブランド品を売る場合にかかる時間>
【店頭買取】
店頭買取は、売りたい品物を店舗へ持ち込み、現金化する方法です。予約も不要で売りたいときにすぐに売却が可能です。
査定に必要な時間は、アイテム数や種類、状態によって異なりますが、一般的には1点あたり5-20分ほどで済みます。また、査定に時間がかかる場合は、アイテムを預けて外出することも可能です。
【出張買取】
出張買取は、電話で日程を調整した後、買取スタッフが自宅まで出向き、ブランド品を査定します。点数によって査定時間は異なりますが、一般的には15分~1時間ほどで済みます。
出張買取は、店頭買取と違って自宅から出る必要がないので、忙しい方や遠方に住む方には便利な方法です。
【宅配買取】
宅配買取は、自宅から売りたいブランド品を送付し、専門の査定スタッフが査定した後、振込で買取金額を受け取る方法です。ブランド品を送る際には、宅配キットを申し込む必要があります。
品物の送付後、最短で2日~1週間程度で買取金額が振り込まれます。忙しくて店舗や出張買取に行く時間がない方には便利な方法です。
売却のトラブルで比較
メルカリ売却時のトラブル
メルカリでもっとも多いトラブルが、購入を検討している人からの質問攻めです。
その他にも配送料が思っていた以上に高額になってしまった、ブランド品をすり替えられてしまった、クレームを入れられてしまった、といったトラブルが考えられます。
返品不可と書いて出品していても、トラブルやクレームが避けられないケースが多く見られます。面倒な相手だからと対応を怠ってしまうと、自分のアカウントが削除される可能性もあり、注意が必要です。
アカウント削除になってしまうと、売上金が入らずブランド品も戻らない、取引強制キャンセルになる場合もあります。
「証明書を残していなかったため、本物なのに購入後、偽物だと言われてしまった」
「正規店で購入していない場合、コピー品と疑われてしまった」
「出品した後に商品ページが取り消しになってしまった」
というトラブルも報告されています。
ジュエリーや宝石、高額時計、高額ブランド品といったアイテムは、コピー品かもしれないと疑われやすいジャンルです。そのため、購入時にさまざまな質問をしてくるケースが多く、商品についての専門知識や質問に答える時間がないと、トラブルや販売機会の喪失につながります。
買取店売却時のトラブル
買取店は、参考相場をもとに買取価格を決めますが、お店によって異なるため、著しく買取価格が低くなる場合もあります。そのため、A店よりB店の方が高く売れたといったこともあります。
また、店頭買取は、お店によって入りにくさを感じる場合もあります。安心して利用できるお店を選ぶことが大切です。
お店選びの際は、口コミや評判を調べ、信頼できるお店を選びましょう。
スタッフの雰囲気や接客態度などを気にする場合は、まずは電話で問い合わせてみても良いでしょう。
ただし、品物の価格は実物を見ないと正確な査定はできないため、電話ではおおよその買取り金額になります。また、状態の悪いアイテムは買取できない場合もあります。
近くにお店がない場合は、出張買取や宅配買取が便利です。ただし、悪質な押し買いを行う業者もあるため、信頼できるお店を選びましょう。実店舗があるともしもの時にお問い合わせしやすいので安心です。
キングラムは全国に80店舗あり、年間50万件以上の実績があるチェーン店です。買取が初めてのお客様にもおすすめで、ご相談も承っています。
出張買取・宅配買取に対応しており、迅速かつ丁寧な対応で好評いただいています。
売却価格で比較
メルカリとブランド品買取店、買取価格にはどのくらいの差があるのでしょうか?
中古品は状態によって金額差が出るため、新品未使用品で比較してみました。
※2023年3月20日時点の価格
① LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン モノグラム ジッピーウォレット M42616
定価 105,600円
【メルカリ】
(販売価格 手数料抜き)90,000~95,000円
(手数料込)81000~85,500円
【キングラム】80000~85000円(買取価格)
手数料を引いた販売価格はメルカリ、買取店ともにあまり変わりませんが、販売の手間を考えると買取店に軍配が上がります。LOUIS VUITTONを早く買取ってもらいたい場合は、買取店を検討してみましょう。
② HERMES
エルメス ピコタンロックPM トリヨンクレマンス ノワール U刻印(2022年製)
トリヨンクレマンス/ノワール 定価415,800円
【メルカリ】
(販売価格 手数料抜き)550,000~590,000円
(手数料込)500,000~531,000円
【キングラム】450,000~500,000円(買取価格)
価格はメルカリの方が高額ですが、エルメスは人気があるため、定価越えしているケースが少なくありません。高額商品のため、メルカリでは警戒され、売れるのに半年以上かかる場合があります。
また、エルメスは製造年による価格変動が大きく、製造年によっては販売価格が高すぎて売れないことがあり、その間に買取価格が下がってしまうこともあります。エルメスの売却をお考えの場合は、製造年が新しいものや人気モデルは早めにメルカリで出品し、売れそうになければ、早めにブランド買取店に持ち込みましょう。
流行りが過ぎたものや、なかなか売れない場合はブランド品買取店で相談しましょう。
③ CHANEL
シャネル マトラッセ30 キャビアスキン ノワール ゴールド金具
定価1,450,000円 (2023年定価※変動有)
【メルカリ】
(販売価格 手数料抜き)880,000~1020,000円
(手数料込)800,000~980,000円
【キングラム】900,000~1,000,000円(買取価格)
ブランド品の在庫が足りていない場合、買取店の方が高価格で売れるケースがあります。人気アイテム、市場に出回る数が少ないアイテムは、ブランド品買取店へまず相談してみてください。
メルカリと買取店どちらで売るのが正解?
メルカリ向きの人は、値段交渉などのやり取りに苦にならず、出品の手間や時間がかかっても、高値で売却したいと考えている人です。ただし、トラブルになることも想定して、慎重に取引をすることが大切です。
一方で、買取店向けの人は、手間や時間をかけたくない人やトラブルになるのが怖い人やすぐに現金化したい人におすすめです。買取店によって価格に差が出ることもあるので、優良店を調べて行くことが大切です。
ブランド品は高額で思い入れがある人も多いため、自分が満足いく売り方を選ぶことが大切です。
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