ロレックスは高級時計ブランドとして、国内外で根強い人気を誇るメーカーです。そのため、「何度来店しても在庫がなく購入できない」「本当に購入できるのか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

今回はロレックスを購入できる方の4つの特徴を詳しく解説します。紹介するポイントを意識していただければ、購入に一歩近づけるはずです。ぜひ本記事を参考にしてください。

ロレックスは買うのが難しい

ロレックスは購入するのが難しいブランドです。特に正規店では、初回の来店で購入できる可能性は限りなく低いです。

予約や取り置き、電話での在庫確認も基本的に行っておらず、直接お店に足を運んで在庫を確認してもらいます。ロレックスは根強い人気を誇るため、複数店舗を訪れたりこまめに何度も来店したりして、やっとの思いで手にいれる方も多くいます。購入までには数ヶ月から長くて数年かかると考える方がいいでしょう。

ロレックスの購入が難しい理由

先述の通り、ロレックスの国内正規店では、転売対策の強化や需要と供給のバランスから購入が難しくなっています。ここでは購入が難しい理由を具体的に解説します。それぞれ見ていきましょう。

転売対策を強化しているから

1つ目の理由は、転売対策を強化しているためです。ロレックスの国内正規店では、一部のモデルに対して以下のような購入制限を行っています。

• 対象モデル購入の際には顔写真付きの身分証明書を提示
• 対象モデルは1人1点まで購入可能
• 購入した製品と同一のモデルは5年間購入不可
• 対象モデル購入後は他の対象モデルも1年間購入不可

購入制限は特に人気の高い「スポーツモデル」が中心です。このような購入制限を設けていることから正規店での購入が難しく、中古品も定価より高値で取引されています。具体的な購入制限対象モデルはこの後の「購入が難しいロレックスのモデル」で詳しく解説します。

生産数が少ないから

2つ目の理由は、転売対策に加え、ロレックスはもともと生産数が少なく需要に対して生産が追いついていないからです。ロレックスでは高い品質を保つため、職人が1点1点手作業で時計を組み立てています。高い防水性や耐久性の実現にはロレックスの職人の技術が不可欠なので、大量生産することが難しいのです。

投資対象として人気があるから

3つ目の理由は、投資対象として人気があるためです。高級時計として根強い人気を誇るロレックスは、値崩れしづらく資産価値が下がりづらい製品です。ブランド的価値だけでなく実用面でも優れており、中古品でも定価以上の価格で取引されています。ただ身につけるだけでなく、将来的な売却など長期的視点で購入する方も多いのです。

購入が難しいロレックスのモデル

ロレックスの中でも特に購入が難しい「購入制限対象のモデル」を以下の表にまとめました。

※2023年2月時点の情報です。今後も購入制限の対象モデルは増える可能性があります。

上記のモデルはスポーツモデルといい、デザインもさることながら防水や耐久性など実用面でも優れています。

スポーツモデル以外にも、シーンを問わず使いやすいクラシックモデルの「デイトジャスト」も人気シリーズのひとつです。時代に左右されない普遍的なデザインなので長く愛用でき、初めてロレックスを購入する場合にもおすすめです。

比較的購入がしやすいモデル

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.114300

クラシックで洗練されたデザインが特徴の時計です。信頼性に優れた自社製ムーブメントCal. 3132を搭載し、厳格なロレックスの基準に適合しています。

オイスターケースは防水性に優れ、日常の様々な状況で活躍します。
オイスターパーペチュアルは1931年に初登場しました。その歴史を重んじつつ、最新技術を取り入れているのが、Ref. 114300です。手頃な価格で手に入り、高品質かつ、ロレックスの入門モデルとして幅広い支持を得ています。シンプルでありながらエレガントさと機能性を兼ね備え、コレクターから高い支持を得ています。

ロレックス エクスプローラー I Ref.214270

エクスプローラーは堅牢性とシンプルなデザインが人気です。
シンプルながらも洗練されたデザインと、高い視認性を誇る白いマーカーと3-6-9の配置が特徴です。オイスターケースと耐久性のある自社製ムーブメントは極めて信頼性が高く、厳しい環境でも正確な時間を刻みます。

1953年に初登場したエクスプローラーシリーズの一部で、これは、エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイがエベレスト登頂に成功した際に着用していたオイスターペルペチュアルをベースにしています。

エクスプローラー I Ref. 214270はその進化形で、機能的でありながらもシンプルなデザインが特徴です。2001年に登場し、40mmのケースサイズと自社製ムーブメントを搭載しています。

ロレックス エアキング Ref.116900

エアキングは手ごろな価格で入手可能なエントリーモデルです。

クラシックなオイスターケースとシンプルな文字盤が特徴です。

堅牢なオイスターケースが特徴で、自社製ムーブメントCal. 3131を搭載しています。エアキングの名は、航空機の黎明期に役立った時計への敬意を表しています。
手頃な価格でありながら、品質とデザインが高水準でシンプルながらも洗練された外観と、耐久性と実用性が評価され、人気があります。

ロレックス オイスターパーペチュアル 36 Ref.126000

洗練された36mmサイズでありながら、シンプルで使いやすい魅力を備えています。手ごろな価格で購入できるため、初めてのロレックスとして人気です。

オイスターケースと自社製ムーブメントCal. 3230を採用し、高い精度と信頼性が特長です。

オリジナルのオイスターパーペチュアルは1926年に誕生し、その伝統を引き継ぎながらも、現代的な要素を取り入れています。手頃な価格で手に入るため、初めてのロレックスとして広く愛されており、コストパフォーマンスが高く、シンプルでクラシックなデザインが日常使いに最適です。

※購入しやすいモデルは、2024年1月時点の情報です。

ロレックスを買える人の4つの特徴

ロレックスは正規店で購入することが非常に難しく、何度来店してもなかなか購入できない人もいます。そこで、購入できる可能性が高い方の特徴を4つにまとめてご紹介します。ひとつずつチェックし、来店の際にお役立てください。

1：転売目的ではないとわかる

まず大切なのは、転売目的ではないとわかることです。あまりにもロレックスに対しての知識がない場合、「本当に購入する気があるのか？」と疑われてしまうかもしれません。

ロレックスを販売する側としても、大切に身につけてくれる人に購入して欲しいはずです。「心からロレックスの時計が欲しい」という思いが伝わるよう、販売員の方と信頼関係を築きましょう。

2：具体的に欲しいモデルが決まっている

2つ目は具体的に欲しいモデルが決まっていることです。ロレックスの時計が欲しい多くの方は「GMTマスターがかっこいい」「デイトナかサブマリーナがいい」など、欲しいモデルが決まっています。

欲しいモデルが具体的なほど販売員に熱が伝わりやすく、場合によっては在庫を紹介してもらえる可能性があります。

しかし、すぐに手放そうと考えている方は資産価値に目が向きがちなので、具体的に欲しいモデルがないことも多いでしょう。貴重なロレックスを、何でもいいから欲しいという方に紹介したい販売員はまずいないはずです。

ぜひ、欲しいモデルを明確に決めたうえで来店しましょう。

3：印象がいい

3つ目は清潔感やマナーなど、印象がいいことです。ロレックスを購入するために来店する方は数多くいます。しかし中には、高圧的な態度で「なんで商品がないの？」などと問い詰めるような方もいます。

初回での購入がほぼ不可能だからこそ、好印象を残すことが大切です。希望の品を買えないと悔しい気持ちになるかもしれませんが、丁寧な態度で接して信頼関係を築いてください。

4：何度も店舗へ足を運んでいる

最後に、何度も店舗へ足を運ぶことも大切です。ロレックスは数ヶ月で購入できる方もいれば、数年間かかる方もいます。しかし、途中で心が折れて購入を諦めてしまう方もいます。

これまでお伝えしてきたように、ロレックスは購入するまでに時間がかかります。来店回数が多ければ、お目当ての製品が入荷するタイミングと合うこともあるはずです。諦めずに時間のある時にこまめに来店してみることをおすすめします。

まとめ

ロレックスの人気は今後も衰える可能性が低く、引き続き購入が難しい状態は続くでしょう。お目当てのモデルを諦めたくない方は、今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、店舗に足を運んでみましょう。

しかし、中には「どうしてもいますぐ欲しい」「すでに販売終了しているけど欲しかったモデルがある」という方もいるかもしれません。

ブランド品買取のキングラムでは、買取だけでなく中古品の販売も行っています。ロレックスの取り扱いも多数ありますので、ぜひ一度店舗や公式通販での購入もご検討ください。