ヴァンクリとは

ヴァンクリとは「ヴァンクリーフ&アーペル」の略称で、世界5大ジュエリーブランドのひとつです。

ブランドの代表格は「アルハンブラシリーズ」で、四葉のクローバーをモチーフにしたデザインが人気です。「幸運」や「幸せ」を表す四つ葉のクローバーに着想を得て作られています。

ヴァンクリの歴史は100年以上と長く、1906年にアルフレッド・ヴァンクリーフとシャルル・アーペルの2人が、フランス・パリのヴァンドーム広場に設立したことから始まりました。そこから世界的なブランドになるほどの成長を遂げ、日本には1973年に初上陸しています。その後もたくさんの方に愛されていて、現在も新たなシリーズが発表され続けているブランドです。

ヴァンクリをつけている女性のイメージ

歴史が長く権威もあるヴァンクリですが、一部の方は悪いイメージを持っているようです。ヴァンクリを身に着けている女性のイメージを、ポジティブなものとネガティブなものに分けて紹介していきます。

良いイメージは「清楚」「上品」

ヴァンクリは世界的に評価されているハイブランドであり、ジュエリーデザインやダイヤモンドの質については申し分ありません。

そのため、ブランド全体のイメージとして、正統派で気高い印象を抱かれやすい傾向にあります。「清楚さ」や「上品さ」をモチーフにしたコーディネートにしたい場合は、ヴァンクリを身に着けると良いでしょう。

悪いイメージは「ダサい」「イタい」

一方、ヴァンクリのデザインが好みに合わない方からは「ダサい」という意見も出ています。もともと、ヴァンクリは年齢層が高めなことから、若い世代の方からそのような感想が出やすい傾向にあるようです。

また、ブランドが持つ高級感から、高いジュエリーを見せつけられていると感じる人も一定数います。

そのため、ヴァンクリを身に着けることで、わざわざ高級ブランドを見せたいだけの「イタい」人だというイメージを持たれてしまうこともあるようです。そのような印象を抱かれないためには、全体のコーディネートとのバランスをとると良いでしょう。

ヴァンクリをつけている女性がネガティブな印象を持たれる理由

ヴァンクリをつけている女性が必ずしもネガティブな印象を持たれるわけではありませんが、少なからず悪い意見もあります。いくつかの視点から、背景を考察していきます。

デザインが可愛すぎるから

ヴァンクリをつけている女性がネガティブに思われる理由の1つ目は、デザインが可愛すぎるからです。ヴァンクリの代表的なコレクションには、「アルハンブラシリーズ」「フリヴォル」「ペルレ」などがありますが、いずれも柔らかくて可愛い印象を与えるデザインとなっています。

いずれも人気なシリーズではありますが、人によっては可愛さが前面に出ているデザインが不快に感じることもあるのでしょう。

見た目が子どもっぽいから

ヴァンクリをつけている女性がネガティブに思われる理由の2つ目は、見た目が子どもっぽいからです。

ヴァンクリを代表する「アルハンブラシリーズ」は、四つ葉のクローバーをモチーフにしたコレクションです。その見た目ゆえに、子どもっぽい印象を抱く声も上がっています。

また、その他のコレクションに焦点を当ててみても、花をモチーフにしたデザインや全体的に丸みを帯びたデザインがあり、いずれも見る人によっては「子どもっぽい」と感じるのかもしれません。

定番のジュエリーだから

ヴァンクリをつけている女性がネガティブに思われる理由の3つ目は、誰もが知る定番のジュエリーだからです。

ヴァンクリは言わずと知れた世界的なブランドであり、その人気も絶大です。ヴァンクリを身に着けている方は多く、「定番」扱いされている点は否めません。

そのため、周囲とジュエリーが被ってしまうことを嫌う層からは、ネガティブなイメージを抱かれてしまうのでしょう。

相手の好みに合わないから

ヴァンクリをつけている女性がネガティブに思われる理由の4つ目は、相手の好みに合わないからです。

ヴァンクリのデザイン自体がそもそも好みではない、という方もいらっしゃるでしょう。好みではない理由は人それぞれですが、ヴァンクリの定番デザインは広く認知されているため、その分好き嫌いも分かれるのだと思われます。

ハイブランドの自慢に思えるから

ヴァンクリをつけている女性がネガティブに思われる理由の5つ目は、ハイブランドの自慢に思えるからです。

ヴァンクリを身に着けることで「高級ブランド自慢をしたいだけなのでは？」というイメージを持たれてしまう場合があります。

例えばSNSで検索すると、実際にヴァンクリを見せつけるような写真をアップしている方もいるので、ネガティブな印象を抱いてしまう方が一定数いるのは致し方ないのかもしれません。

ヴァンクリは魅力的なブランドである理由

ヴァンクリを身に着けるとネガティブな印象を抱かれることもありますが、ヴァンクリは間違いなく魅力的なブランドです。主な3つの理由を解説していきます。

職人が丁寧に作っている

ヴァンクリのジュエリーは職人がひとつずつ丁寧に作っています。特に「ミステリーセッティング」と呼ばれる、自社独自の技術を用いて宝石のセッティングを行うことが特徴です。
1933年に特許を取得した技術で、一見、宝石がどのようにセッティングされているのか全く分からないことから「ミステリーセッティング」という名称が付けられました。

全ての商品が職人の手作りで生産されており、ミステリーセッティングでジュエリーを仕上げる場合、完成するのに最低でも半年以上要するようです。このような作り方から、職人の丁寧な仕事ぶりや、宝石への深い愛情を感じ取ることができます。

アフターフォローが充実している

ヴァンクリはアフターフォローが充実しているブランドでもあります。大きく分けて「刻印サービス」「調整サービス」「プリザベーションサービス」「つや出しサービス」のアフターフォローを行っています。

調整サービスでは、指輪のサイズやネックレスの長さなどを調整可能です。プリザベーションサービスは、プロからジュエリーの手入れに関するアドバイスをもらったり、必要に応じて修理ができたりするサービスで、フォローの手厚さが伺えます。

サービスの料金に関しては、刻印サービスとつや出しサービスは無料、調整サービスは購入から3か月間は無料で以降は有料、プリザベーションサービスは有料です。

これらのサービスはヴァンクリ専属の職人が対応するので、安心して任せられます。

世界の人に愛され続けているから

繰り返しになりますが、ヴァンクリは世界5大ジュエラーにも名を連ねており、世界的に信頼されているブランドです。

創業から100年以上たった今でも、ブランドの質を落とすことなく、世界中の女性から愛され続け、絶大な支持を得ています。その背景には、多くの女性を虜にするデザイン性、職人の方々の丁寧な仕事ぶり、高品質の素材など、様々な要因があると推察されます。

沢山の魅力が詰まっているからこそ、ここまで人気のブランドになったのでしょう。

まとめ

ヴァンクリに対して批判的な見方をされる方も一部いらっしゃいますが、デザインやブランドの好みなどは人それぞれです。ネガティブな意見が出たとしても、ある程度は致し方ないことかもしれません。

ヴァンクリはたくさんの魅力に溢れた素敵なブランドですので、その歴史や自社技術のこだわりなどにも思いを馳せると、きっと見方も変わってくることでしょう。

キングラムではヴァンクリのジュエリーなど、幅広い高級ブランドの商品を買取っています。もし手放したいアイテムがありましたら、お気軽にお問い合わせください。