グッチのロゴの特徴や由来は?年代別に変わる理由や代表的なマークをピックアップ

2023.05.01

グッチに興味がある方は「ロゴの特徴や由来は?デザインが変わったのはなぜ?」と疑問を持つことがあるのではないでしょうか。

そこで今回はロゴの意味やブランドの考え、代表的な模様などを紹介します。後半ではロゴをあしらったおすすめのアイテムもまとめました。グッチのブランドが好きな方やロゴのメッセージを知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 
目次

グッチのロゴの特徴・由来

グッチのロゴは通称「GGマーク」と呼ばれています。アルファベットのGが向かい合って重なったようなマークに見覚えがある方も多いでしょう。

 

ロゴの由来は、グッチの創設者の息子である「アルド・グッチ」が父のイニシャルであるG(本名はグッチオ・グッチ)を選んだことです。

 

有名高級ブランドはグッチの他にも多数ありますが、イニシャルからブランドロゴを作ったのはグッチが初めてと言われています。ロゴを作った目的は、ブランドの認知拡大と品質保証のためです。

 

以降、他のブランドにも同じ手法が使われるようになり、今ではロゴを見ればどこのブランドかが一目瞭然でわかるようになっています。

グッチのロゴは変わった?

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グッチのアイテムをよく知っている方は「以前とロゴが変わった?」と疑問に感じることもあるかもしれません。

グッチのロゴは時代にあわせて常に進化しています。理由は、さまざまなアイデアから着想を得て、グッチそのものの魅力を失わないためといわれています。

 

ただ、グッチのロゴは基本的には”G”を使ったものです。他にも色々なロゴが見られますが、どれもGの文字が入っています。代表的なロゴをいくつか見てみましょう。

グッチクレスト

1つ目は「グッチクレスト」です。人物が刻印された、エンブレム風のロゴになっています。グッチクレストが生まれたのは、正式なロゴができるより前の1950年初期です。

 

エンブレムの中の人物は創業者のグッチオ・グッチであり、ロンドンの高級ホテルで荷物もちをしていた頃の様子が描かれています。

 

現代にも通じますが、ホテルで働く従業員にとっては「お客さんを大切にする」というホスピタリティの精神が欠かせません。グッチクレストのエンブレムからも、「グッチはお客様を大切に思っている」というメッセージが伺えます。

GGマーモント

2つ目は、右向きの二つのGが重なったマークの「GGマーモント」です。ベルトのバックルから着想を得て1970年代に誕生しました。コレクションのひとつでもあるGGマーモントシリーズは、2016年から2017年にかけて発売されています。

 

当時はアレッサンドロ・ミケーレなどの有名ディレクターが手掛けたことで話題となり、現在でも高い人気を誇っているコレクションです。近年の新作のグッチに見られるロゴのひとつで、財布やカバン、ベルト、ポーチなどに付いています。

インターロッキングG

3つ目は、2つのGが重なり円のように見える「インターロッキングG」です。ブレスレットやネックレスなどに使われることが多く、少し大ぶりのデザインが特徴と言えます。アクセサリーの素材にはシルバーが使われており、シンプルな色合いも魅力のひとつです。

 

インターロッキングのロゴ自体は1970年代につくられましたが、近年では2000年代にできたBrittシリーズ、Sohoシリーズを中心に使われています。Brittシリーズのトートバッグには右下に大きなインターロッキングGがあり、デザインを引き立たせる役割を果たしています。

グッチの人気があるデザイン3選

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グッチのデザインは、時代の流れにあわせて新しいものが次々とリリースされています。ときにはシンプルなものから斬新なものまで多種多様です。

 

その中でもGGキャンバス、ウェブライン、GGスプリームといった人気のデザインが存在します。それぞれの特徴について見てみましょう。

GGキャンバス

人気デザインの1つ目は「GGキャンバス」です。グッチユーザーの間でも特に人気が高く、一般的にも広く認知されてます。グッチのデザインの中でも定番なので、「GGキャンバス=グッチのアイテム」と考える方もたくさんいるでしょう。

 

見た目はGGの文字を全体にちりばめており、バックや小物など幅広く起用されています。レザーではなくキャンバス素材を用いており、柔らかい触り心地やツヤがある見た目が特徴です。

 

GGキャンバスは主張しすぎない高級感と手になじむ素材が魅力ですが、一方で汚れやすい素材でもあります。基本的には汚れたら布などで拭けば問題ありませんが、シミが奥まで入り込んでしまったときは修理が必要になる可能性もあります。

 

グッチのアイテムの中でも比較的価格が安い傾向にあるため、初めてグッチを購入される方は、まずはGGキャンバスから検討してみるといいかもしれません。

ウェブライン

2つ目のデザインは「ウェブライン」です。中央に緑と赤のラインが縦に入ったデザインで、カバンや財布の真ん中にウェブラインが縦に走るアイテムがよく見られます。

 

ウェブラインが生まれた大元は、馬に取り付けられていた馬具です。基本的には緑と赤の色使いが主流ですが、他にも青や茶色を使ったデザインもわずかながら存在します。

 

GGキャンバスのトートの真ん中にウェブラインが走っていたり、肩掛けカバンのショルダー部分がウェブラインだったりと様々です。「このアイテムはグッチだ」と、一目でわかる色合いが人気の要因のひとつといえるでしょう。

GGスプリーム

3つ目のデザインは、GGキャンバスを加工したデザインの「GGスプリーム」です。見た目はGGキャンバスに似ていますが、ポリウレタン加工をしているので素材が汚れにくく耐久性に優れています。

そのため、トートバッグやスーツケースなどに使われていますが、カバンや財布などの小物系にもよく見られます。頑丈さを重視したい方には、GGスプリームシリーズのアイテムがおすすめです。

まとめ

グッチのロゴは創業者のグッチオ・グッチのイニシャルを表しています。ただしGGマーク以外にもさまざまなマークがあり、社会の流れにあわせてグッチが進化しつづけていることが伺えます。「お客様を大切にする」というグッチの理念が表れているロゴを、ぜひ直接チェックしてみてください。

 

また、キングラムではグッチのアイテムの買取実績が豊富にございます。グッチを手放すことを検討されているなら、一度お気軽にご相談ください。