ロレックスは高級時計の代名詞として長年人気のブランドです。「これからロレックスを購入したい」とお考えの方もいるでしょう。購入前に、まずはロレックスの種類や具体的なモデルについて確認しておくことが大切です。

今回はそんなロレックスの種類について詳しく解説します。スポーツモデルやクラシックモデルといったスタンダードなものに加えて、レディースウォッチもあわせて紹介しますので、本記事を参考に理想の一本を探してみてください。

ロレックスにはスポーツモデルとクラシックモデルがある

ロレックスの時計には大きく分けて「スポーツモデル」と「クラシックモデル」の2種類があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

スポーツモデル

スポーツモデルはマリンスポーツやダイビング、登山といったスポーツシーンでの利用を想定したモデルで、防水性や耐久性に優れている点が特徴です。カジュアルなシーンに合うクールなデザインで人気が高く、多くのモデルが購入制限の対象になっています。

クラシックモデル

クラシックモデルは、パーティーシーンやフォーマルでの着用を想定した時計です。スポーツモデルのような多くの機能は備えておらず、日付表示など最小限にとどめられています。

デザインはシンプルで上品なものが基本ですが、文字盤の色や素材などのバリエーションが豊富な点も魅力のひとつです。中には文字盤やベゼルにダイヤモンドがあしらわれたラグジュアリーなデザインもあります。

ロレックスのスポーツモデル

ここからはロレックスのスポーツモデルを具体的に紹介します。ひとつずつ見ていきましょう。

デイトナ

デイトナは、ロレックスの中でも最高級のスポーツモデルです。プロのレーサーのために開発されたデイトナは、タキメーター（ストップウィッチ機能）が搭載されており、時間を秒単位で測れる点が特徴です。

ロレックスの時計の中でも特に人気の高いモデルで、常に品薄状態が続いているため、複数店舗に何度も足を運んで購入する根強いファンも多く存在します。

サブマリーナ

サブマリーナはダイバーズウォッチとして開発された時計です。水深300mに耐えられる防水性や、ダイビング時間を正確に把握できる逆回転防止ベゼルなどが搭載されています。

また、日付を表示する「デイト」とシンプルな文字盤の「ノンデイト」の2種類があります。いずれも洗練されたデザインのため、カジュアルだけでなくスーツにも合う身につけやすい時計です。

シードゥエラー

シードゥエラーはサブマリーナと同じくダイバーズウォッチですが、さらに機能性が高く現行モデルは1220m、ディープシーというタイプでは水深3,900mでも防水性をキープします。また、防水性能を実現するためのヘリウム排出バルブなど、高度な機能性があります。

エクスプローラー

エクスプローラーは探検家のために作られた時計として、登山などの過酷な環境にも耐えうる機能性が特徴のモデルです。「エクスプローラー１」と進化版の「エクスプローラーⅡ」があります。

どちらもスチール性の無駄のないデザインなので、オン・オフ問わず身につけやすいでしょう。「エクスプローラー1」は文字盤の色が黒のみでシンプルなデザインです。一方「エクスプローラーⅡ」は、オレンジの針がカジュアルでアクティブな印象を与えます。

ヨットマスター

ヨットマスターはマリンスポーツ向けに作られた時計です。スポーツタイプの中でも特にラグジュアリーなデザインが揃っており、素材もゴールドやプラチナが使われています。普通の時計では物足りないと感じる方は要チェックです。

GMTマスター

GMTマスターはパイロット向けに作られたモデルです。機能面では、通常の時計に加えてもう一つ針があり、出発地と目的地の時間を一目で把握できるよう工夫されています。

デザイン面においては、ベゼルの色が特徴的です。特に2トーンカラーが人気で以下のような愛称もあります。

• 赤／青ベゼル：ペプシ
• 青／黒ベゼル：バッドマン
• 赤／黒ベゼル：コーク

中でもペプシと言われている赤／青ベゼルのモデルは特に人気があり、入手困難な状態です。

ロレックスのクラシックモデル

クラシックモデルはスポーツモデルのように高度な機能は搭載されていませんが、シンプルで使いやすいデザインが魅力的です。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

デイデイト

デイトジャストの進化版として1956年に誕生したのが、デイデイトです。日付の切り替えに加え、曜日を文字盤の小窓に表示します。曜日の言語も英語や日本語だけでなくアラビア語、中国語など使う方のバックボーンにあわせて選べます。

基本のデザインはシンプルですが、素材はプラチナやゴールドなどの貴金属が使われています。また、ベゼルや文字盤一面にダイヤモンドが使われているモデルもあり、ロレックスの中でも一段と高級感があります。

デイトジャスト

デイトジャストは1945年に誕生したロレックスの定番モデルです。文字盤の日付が切り替わる機能が特徴で、この機能はロレックスが初めて開発しました。

また、デイトジャストはデザインの豊富さも魅力です。文字盤の色やベゼルの種類、本体の素材などさまざまなパーツの組み合わせがあり、自分好みの1本を見つける楽しさがあります。

オイスターパーペチュアル

オイスターパーペチュアルは1933年に誕生した、オイスターケース（防水性）とパーペチュアル（自動巻き）を搭載したモデルです。普遍的でクラシックなデザインで、オンオフ問わず使えます。

文字盤は定番の黒をはじめ、鮮やかなターコイズブルーなど豊富なカラーの中から選べます。ロレックスの中でも手頃な価格なので、初めてロレックスを購入する方にもおすすめです。

チェリーニ

チェリーニはロレックスの中でも特にクラシック色の強いモデルです。革ベルトのみの取り扱いで、文字盤は高級感と落ち着きがあります。非常にエレガントでシンプルなデザインなので、一見するとロレックスの時計とわからないかもしれません。

ドレス向けの落ち着いたデザインをお探しの方は検討してみるといいでしょう。

スカイドゥエラー

スカイドゥエラーは複雑機構という高度な技術を要する時計です。2カ所の時間を同時に把握できる機能に加え、1年間日付の調節が不要な「年次カレンダー」を搭載しています。

高い機能性を誇りますが、デザインはクラシックモデルらしいエレガントさがあり、素材もオイスタースチールに加えてゴールドが用いられています。

ロレックスのレディースモデルの種類

ロレックスは、以下のモデルでレディースの時計も展開しています。

• デイトジャスト
• デイデイト
• オイスターパーペチュアル
• ヨットマスター

レディースでは、クラシックモデルを中心に様々なデザインやカラーリングの製品があります。文字盤やベゼル部分にダイヤモンドを使用した華やかなデザインのモデルも豊富です。素材は定番のオイスタースチール以外にも、ゴールドやエバーローズゴールドなどがあり、きっと理想のデザインが見つかるでしょう。

まとめ

「どうしても欲しいモデルがある」「正規店以外に購入できる方法はないかな？」とお考えの方はキングラムでの購入もおすすめです。キングラムでは、買取だけでなく販売も行っています。ロレックスも豊富なラインナップがありますので、ぜひご活用ください。