18金(K18)

18金（K18）は、75％の純金と25％の他の金属を混ぜた合金であり、ジュエリーとして非常に人気があります。純金はその美しい輝きで知られていますが、柔らかいため加工が難しいという欠点があります。そのため、18金は強度と耐久性を持ち、加工しやすいという特性を兼ね備えています。18金の起源は古代エジプトに遡り、その後中世ヨーロッパでは王族や貴族の装飾品として珍重されました。19世紀には「パリゴールド」として世界中にその名が知られるようになり、ジュエリーや時計の素材として広く用いられるようになりました。
 
18金の特徴は、美しい輝き、強度と耐久性、そして高級感です。純金とほぼ変わらない美しい輝きを持ち、高級感を演出します。また、純金よりも硬く、傷や変色に強いため、日常使いのジュエリーに最適です。さらに、金相場の変動に左右されるため、資産価値としても期待できます。特に近年では金の価値の高さが再認識され、投資対象としても注目を集めています。金相場の高騰により、18金の買取価格も上昇傾向にあります。
 
ウクライナの情勢などにより2024年から金の価格は急上昇中です。
この価格は金相場の変動に応じて変わるため、金を売ろうと考えている方は、相場の動きを注視することが重要です。金の純度は「K24」「K22」「K18」などの表記で示され、純度が高いほど価値も高くなりますが、18金は強度と耐久性、そして加工しやすさという点でバランスが取れているため買取市場でも人気があります。

18金と純金の違い

 
18金と純金はどちらも金ですが、それぞれの特性と価値は異なります。純金は純度99.9%以上で非常に柔らかく、傷や変形に弱いです。一方、18金は純度75%で、残り25%は銀や銅などの金属を混ぜています。このため、18金は強度と耐久性があり、傷や変形に強いため日常使いのジュエリーや食器などにも適しています。また18金は混ぜる金属によって黄色、白色、ピンク色など様々な色合いを楽しめ、近年ではあえて複数の色を組み合わせたマルチカラーゴールドも人気です。

18金の市場価格の推移

 
10年前から見た場合、18金の市場価格は約2倍以上に上昇しています。
2014年1月に1グラム4,300円前後であったころに比べて現在はかなりの高値と言えるでしょう。
 
金の価格は様々な要因に影響を受けますが、一般的には経済や政治情勢が不安定化するほど上昇する傾向があります。
特に近年はウクライナとロシアの情勢などが影響していることもあります。18金は10年間で約1.8倍まで高騰しています。
2023年だけでも1月時点での18金の買取価格は1グラム約6,500円前後でしたが、11月時点では1グラム約7,800円前後と約1,300円上昇しています。アクセサリーの重さによって金額は異なりますが、例えば5グラムのアクセサリーであれば6,500円の変動があることになります。
 
この傾向は2024年に入ってからも続いており、2024年では18金の1グラムあたりの買取相場は1万円に迫る勢いです。
18金の買取相場は、直近10年間で大きく上昇し、過去最高値を記録しました。これは、金価格の急騰と、金が安全資産としての役割を再認識されたことが主な理由です。

キングラムの由来は、金をグラム単位で買える店というアイデアから生まれました。当店では、どんな金でも何グラムからでも買取りします。

買取価格はお品物ごとに金の種類を調べ、相場に合わせて最新の買取価格をお出ししています。壊れていたり、変色した金製品など、どんなものでも買取りします。

さらに、ジュエリーや指輪については、他店ではお値段の付かないような小さな宝石でもそれぞれにお値段をお付けしていますので、他社よりも高く買取りさせていただきます。

金かメッキか分からなくてOK

お持ちのお品物が金かメッキか不明であっても、店頭にて、秤・比重計などお品物に応じてお調べいたします。

査定時間について

例えば、記念金貨を1点お売りいただく場合、ご来店からお支払いまでおおよそ10分程となります。お品物の点数や前にお客様がいらっしゃった場合でお時間は異なってまります。

また、特殊なお品物の場合は、査定にお時間を頂戴するため、その場でお買取価格のご提示が出来ない場合もございます。お品物をお見せいただければ、その段階でおおよその時間をご案内しております。