ボッテガ・ヴェネタ

クラシック イントレチャート

クラシック イントレチャートは、ボッテガ・ヴェネタの創業当時から受け継がれている技法です。短冊状にカットした革ひもを編み込み、平らになるように仕上げています。

もともとイントレチャートは、イタリアのトスカーナ地方に伝わる編み込み技法でした。それをボッテガ・ヴェネタが高品質な革でより精巧に仕上げることで、イントレチャートといえば「ボッテガ・ヴェネタ」といわれるようになっていったのです。

丁寧に編み込まれたクラシック イントレチャートには、アート作品のような美しさがあり、落ち着いた革の風合いが印象的です。編み目の一つひとつが規則正しく並んではいるものの、手作業ならではの温かみを感じられます。

ブランドを象徴するトートバッグ「カバ」であれば、100mの革ひもを使って2人の職人が編み上げます。

品質にこだわって丁寧に仕上げるため、製作に何日も掛かる製品もあります。そのため、ボッテガ・ヴェネタでは、工数を時間ではなく日数単位で考えています。

クラシック イントレチャートはファンからの支持が厚く、1990年代にブランドのロゴを取り入れたデザインに刷新したところ、ブランドの人気が落ち込んだほどです。

その後、2000年代に復活するとボッテガ・ヴェネタの人気が再燃し、様々なバッグに採用されるようになりました。

マキシ イントレチャート

ボッテガ・ヴェネタのマキシ イントレチャートは、2018年にクリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リーによってデザインされました。伝統的なイントレチャートの技法を継承しつつ、革の編み込み幅を大きくしたこのデザインは、クラシックな雰囲気を残しつつポップでアイコニックな印象を与えます。

2019年に発売されるとすぐに、マキシ イントレチャートを使ったバッグは、ボッテガ・ヴェネタの人気アイテムとなりました。細かい編み目が印象的なクラッシック イントレチャートとは違い、マキシ イントレチャートのバッグはモダンな表情を見せてくれます。

編み込まれる革の幅が広いため、革独自の光沢を楽しめるのが特徴です。柔らかく薄い革であれば、カジュアルでポップな印象になります。

革の幅、編み込みの技法、革の種類などバリエーションも多く、さまざまな風合いを楽しめるのもマキシ イントレチャートの魅力です。

マキシ イントレチャートを使ったバッグには、ショルダーバッグとして人気の「カセット」や「パデッドカセット」、ハンドバッグの「ザ・アルコ」などがあり、注目のアイテムが多数ラインナップしています。

2コンパートメント クロスボディバッグ

クラシック イントレチャートで作られた2つのポーチを合わせて、ひとつのボディバッグとして使えます。このように2種類の使い方ができる仕様は、ボッテガ・ヴェネタの中でも珍しいです。

スナップボタンを使って取り外しができるので、手軽にバッグとポーチに分けられます。持ち物が少ないときは1つで使い、ある程度の容量が必要なときは2つ合わせるという使い方も可能です。

1コンパートメント クロスボディバッグ

伝統的なクラシック イントレチャートの技法を楽しめるシンプルなクロスボディバッグです。

バッグには6cmのマチがあり、財布、化粧ポーチ、携帯など必要なものがすっきり収まります。そのため、日帰りの外出や普段使いのバッグとして、気軽に使える点が魅力です。

トートバッグ

シンプルな形のトートバッグなので、普段使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれます。

バッグの全面にイントレチャートが使われており、ボッテガ・ヴェネタらしさを存分に楽しめるデザインです。

バッグのハンドルには、高強度ナイロンを編みこんだウェビングベルトを採用しているため、資料やPCでバッグが重くなっても安心して持ち歩けます。

クロスボディバッグ

ボッテガ・ヴェネタのクロスボディバッグは、上質なカーフレザーを使用し、伝統的なイントレチャート技法で編み上げられたスクエア型のバッグです。コバ（革の裁断面）の処理も丁寧に施されており、美しい編み込みデザインと高品質な素材が特徴です。

クロスボディバッグで人気が高いのは「カセット」や「パデッドカセット」の2つ。カラーバリエーションが豊富なため、カジュアルなファッションにも合わせやすいのが特徴です。

マキシ イントレチャートの風合いを楽しめるシンプルなデザインに、ベルト部分のトライアングルパーツがアクセントになっています。

トートバッグ

革の幅が広いマキシ イントレチャートは、トートバッグになるとややカジュアルな印象になります。本体とは対照的に、ハンドル部分は華奢でエレガントな作りです。

マキシ イントレチャートは、クラシック イントレチャートよりも編み込みの幅が広いため、革自体の艶を楽しめます。革の種類によってはかっちりとした印象になり、モダンな雰囲気を感じられます。

バッグのマチを広めに取っているため、収納力に長けていて実用性が高い点も魅力です。